共働きで仕事を終えたあと、「今日の夜ご飯どうしよう」と考えるのは、地味にしんどいものです。
わが家も共働きで、今は私がリモートワークの日が多いため、平日の夕飯は私が作ることが多くなっています。料理そのものは、それほど苦ではありません。
それでも大変なのが、献立を考えること、食材を買いに行くこと、食べ終わったあとの片付けです。夫婦とも出社の日は惣菜や弁当を買うこともありますが、スーパーに寄ればその分帰宅が遅くなり、子どもとの夕飯も後ろ倒しになります。
そこでこの記事では、「共働きの夜ご飯は何を作るか」だけではなく、夕飯にまつわる家事のどこを減らせばラクになるかという視点で整理します。
結論:共働きの夜ご飯は「毎日自炊」か「全部外注」かの二択にしなくていい
共働き家庭の夕飯は、毎日同じ方法で回す必要はありません。自炊できる日は作る。時間がない日は惣菜を使う。献立や買い物が負担ならミールキットや食材宅配を使う。料理する余力までない日は調理済みの宅食に頼る。
大切なのは「手作りできたか」ではなく、その日の家庭に残っている時間と余力に合わせて方法を選べる状態を作っておくことだと私は考えています。
| 一番つらいこと | 減らしやすい方法 | 残る作業 |
|---|---|---|
| 献立を考える | 献立固定・ミールキット | 調理・片付け |
| 買い物 | 食材宅配・ネットスーパー・ミールキット | 調理・片付け |
| 調理 | 惣菜・冷凍食品・調理済み宅食 | 盛り付け・片付け |
| 全部しんどい | 弁当・宅食・外食 | 最小限 |
つまり、「時短レシピを探す」ことが必ずしも最適解とは限りません。料理が苦ではなく、献立と買い物がつらい人なら、調理時間を5分縮めるより献立決めと買い物そのものをなくすほうが体感は大きいはずです。
そもそも夜ご飯は「作る」以外にも家事が多い
夕飯の負担というと調理時間に目が向きがちですが、実際には「献立を決める→在庫を確認する→買う→下ごしらえする→作る→配膳する→食器を洗う→片付ける」までが一続きです。
総務省統計局の2021年社会生活基本調査でも、男女とも家事時間の中で「食事の管理」が最も大きな割合を占めています。「食事の管理」には料理や食器洗いなどが含まれます。なお、2026年の社会生活基本調査は2026年10月実施予定で、結果公表は2027年9月頃からとされているため、この記事執筆時点で利用できる直近の同調査結果は2021年分です。
だからこそ、共働きの夕飯をラクにするときは「料理を速くする」だけでなく、夕飯に付随する工程を丸ごと減らせないかを見るのがポイントです。
わが家の場合:料理より「献立・買い物・片付け」がつらかった
わが家では、私が在宅の日は私が夕飯を作ることが多いです。料理自体はそこまで面倒ではありません。
一方で、「今日何にする?」を毎日考えることと、そのために買い物へ行くことはかなり面倒に感じます。さらに食べ終われば片付けもあります。
夫婦とも出社して時間がない日は、惣菜や弁当を買って帰ることもあります。これは調理をしなくて済むので確かにラクです。ただ、仕事帰りに店へ寄って選び、レジに並び、家まで持ち帰る時間は残ります。その結果、子どもと食卓につく時間自体が遅くなることもありました。
この経験から、「作らない=すべて解決」ではなく、自分の家庭では何がボトルネックなのかを見る必要があると感じています。
共働きの夜ご飯を回す7つの方法
1.自炊する日は「頑張る」より型を決める
料理が苦ではない家庭なら、自炊をやめる必要はありません。ただし毎日ゼロから献立を考えると、調理以外の負担が残ります。
- 月曜は魚、火曜は丼、水曜は麺など曜日で型を決める
- 主菜+汁物など、平日の品数を固定する
- よく作る10〜15品から回す
「何を作るか」の選択肢をあえて減らすだけでも、夕方の判断を一つ減らせます。
2.作り置きは、週末に余力がある家庭だけでいい
作り置きは平日をラクにできますが、その分の調理を別の日にまとめて行う方法でもあります。週末に料理するのが苦にならない人には向きますが、休日まで家事に追われるのがつらい人には合わないこともあります。
「時短のために作り置きをしなければ」と考えず、家庭全体で本当に家事が減っているかで判断したいところです。
3.惣菜・弁当は「今日を乗り切る」即効性が高い
スーパーやコンビニの惣菜・弁当は、準備がいらず、その日の状況に合わせて使えるのが大きな利点です。わが家でもよく使います。
一方で、わが家のように「買い物に寄ること自体」が負担になっている家庭では、調理は消えても買い物時間は消えません。惣菜が合うのは、帰宅動線上ですぐ買える人や、必要な日だけ柔軟に使いたい人です。
4.冷凍食品・冷凍弁当を「何もできない日の保険」にする
冷凍庫に温めるだけの食事があると、「今日はもう無理」という日に助かります。
私は以前、冷凍宅配弁当のnosh(ナッシュ)を利用していました。当時の私には味があまり合わなかった一方、温めれば食べられるラクさはかなり大きかったと記憶しています。
味の感じ方は個人差があり、現在の商品内容も当時とは変わっている可能性があるため、これはあくまで私が利用していた当時の感想です。ただ、「冷凍庫に夕飯の逃げ道がある」という安心感は、共働き家庭と相性がいいと感じました。
5.献立と買い物がつらいならミールキット
「料理はできる。でも献立と買い物が面倒」という人は、ミールキットと相性がいい可能性があります。
たとえばヨシケイは、公式サイトで毎日違うメニューの提案、必要な食材の配送、置き配への対応などを案内しています。OisixのKit Oisixも、レシピと必要量の食材がセットになり、買い出しや材料の計量を減らせる仕組みです。
働くあなたに簡単レシピでバランスごはんをお届け♪食材宅配のヨシケイただしミールキットは基本的に「調理」は残ります。料理そのものがつらい人より、献立決め・買い物・下準備を減らしたい人向けです。
6.料理そのものを休みたいなら調理済みの宅食
献立も買い物も調理も減らしたい日は、完成したおかずが届くタイプの宅食・宅配惣菜が候補になります。
ミールキットとの大きな違いは「家でどこまで作業が残るか」。調理済みなら温め中心で食卓に出せるため、負担をより大きく減らせます。その代わり、料金、配送頻度、保存場所、味の好みなどは確認が必要です。
7.一番現実的なのは「複数の方法を混ぜる」こと
個人的には、共働きの夕飯は一つの方法に統一しなくてもいいと思っています。
- 余裕のある日は自炊
- 献立を考えたくない日はミールキット
- 帰宅が遅い日は惣菜
- 限界の日は冷凍弁当や宅食
こうして「逃げ道」を複数用意しておけば、その日の忙しさに合わせて切り替えられます。毎日100点の夕飯を目指すより、平日5日を無理なく回せる仕組みのほうが続けやすいはずです。
迷ったら「何が一番しんどいか」で決める
| こんな家庭 | まず試したい方法 |
|---|---|
| 料理は嫌いではないが、毎日の献立がつらい | 献立固定・ミールキット |
| スーパーに寄る時間をなくしたい | 食材宅配・ネットスーパー・ミールキット |
| 調理時間を短くしたい | カット済み食材・ミールキット・惣菜 |
| 料理する気力が残っていない | 宅食・冷凍弁当・惣菜 |
| 休日の作り置きまでしんどい | 作り置き以外の仕組みを選ぶ |
わが家なら、料理そのものより献立と買い物が負担なので、「もっと速く料理する」よりも献立と買い物を減らす仕組みを優先したほうが合っています。
子どもがいる共働き家庭こそ、夕飯の「前後」を減らしたい
農林水産省は、家族が一緒に食事をする「共食」を、食の楽しさやコミュニケーションにつながる機会として位置づけています。
もちろん、毎日家族全員で同じ時間に食べなければならない、という話ではありません。仕事や家庭の事情はそれぞれです。
ただ、仕事帰りに買い物へ寄ったことで夕飯が30分後ろにずれるなら、その30分を「料理を頑張るため」ではなく、子どもと一緒に食卓につくために取り戻すという考え方もできます。
これが、カジヘラスが大切にしたい「家事を減らして、家族の時間を増やす」という考え方です。
まとめ:夜ご飯をラクにするなら、まず1工程だけ手放してみる
共働きの夜ご飯に、すべての家庭に共通する正解はありません。
まずは「献立」「買い物」「調理」「片付け」のうち、今いちばん負担になっているものを一つ決めてみてください。
- 献立がつらいなら、決める回数を減らす
- 買い物がつらいなら、家まで届く仕組みに変える
- 調理がつらいなら、作らない日を用意する
- 全部つらい日は、全部任せる
一度に全部変えなくても大丈夫です。夕飯家事を一つずつ減らして、浮いた時間を家族との食事や、自分が休む時間に戻していきましょう。
参考資料
- 総務省統計局「令和3年社会生活基本調査 詳細行動分類による生活時間に関する結果」
- 総務省統計局「令和8年社会生活基本調査」
- 農林水産省「第4次食育推進基本計画」
- ヨシケイ公式サイト
- Oisix公式「Kit Oisix」
※サービス内容・料金・キャンペーン等は変更される場合があります。利用時は各公式サイトで最新情報をご確認ください。


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